RYT200の「哲学」の内容とは
RYT200の「哲学」の内容とは
RYT200においてのカリキュラムの中には、哲学を学ぶプログラムもある事が特徴です。スクールのカリキュラムは独自のスタイルで提供されていますが、一般的な物として共通している部分が存在します。まずは「バガヴァットギータ」と呼ばれるヨガの聖典を習得する内容です。さらにスクールの方針によっては、マントラジャバやヴェーダなどの部分について深く学んでいくといった指導を行なっているケースも存在します。
RYT200のプログラムとしての哲学内容は非常に幅広いことも特徴です。ヨガの世界観を聖典から学ぶ事で本場のヨガを身体から感じる事を可能とし、知識と理解を向上させながら自分にとって確かな物へと確立していく事を可能としています。
一般的には30時間程のプログラムですが、ヨガの本質を学ぶ事ができ、指導に対するモチベーションにも影響する教養知識だと言えるでしょう。技術や指導力はもちろん大事ですが、ヨガという物の本質を認識できるのがRYT200の授業となっています。
RYT200の取得には「哲学」が必須
RYT200は全米アライアンス認定している資格で、ヨガのインストラクターを目指す人なら欠かせないです。
その資格取得のためにはヨガスートラという経典が含まれています。いわゆる哲学書で、サンスクリット語の文法家であり聖者でもあるパタンジャリが手掛けたと言われています。具体的な内容は瞑想のやり方や手順が記されており、全4章195の教えから成り立っているそうです。他にも、ヨガを行う目的や練習のやり方についても触れられています。
とはいえRYT200では実技よりも自分自身を見極め、人生や人間の生死の意味など答えのない問題へ問いかけ続けなくてはならない事が大事です。そのためには知識が必要ですが、ヨガストーラは非常に難易度が高い書物としても広く知られています。最も妥当な勉強方法は解説書に頼りながら読み解いていく方法で、通販サイトや書店で購入可能です。あとはネットで読んだ人のレビューや感想を調べていく方法も良いかもしれません。